第276号 2005/05/06
Mikhail Vrubel / Pentecost,
1884. Fresco. Church of St. Cyril, Kiev, Ukraine.
アヴェ・マリア！
兄弟姉妹の皆様、お元気ですか。
今年の5月15日は聖霊降臨の祝日です！ そこで私たちは、教会の聖伝に従って今日から聖霊降臨の前日までノベナ（9日間の祈り）を捧げましょう。普通はこの間のノベナとして、「ベニ・クレアトル・スピリトゥス」（
「マニラの eそよ風」273号）を9日間毎日歌います。その聖歌の後に次の祈りを付け加えます。
V. Emitte Spiritum tuum, et creabuntur
御身の霊を遣わし給え、さればそれらは創造されん。
R. Et renovabis faciem terrae.
▲御身は地のおもてを新たにし給う。
Oremus: Deus, qui corda fidelium Sancti Spiritus illustratione docuisti; da nobis in eodem Spiritu recta sapere, et de eius semper consolatione gaudere. Per Christum Dominum nostrum. Amen.
祈願 聖霊の照らしによりて信者の心を教えたもうた天主よ、我らにその同じ聖霊において正しきことを味わい、聖霊の慰めを常に喜ぶ恵みを与え給え。我らの主、キリストによりて願い奉る。アメン。
さて、今回は、いくつかのウェッブ・サイトの記事などをご紹介したいと思います。
グレゴリオ聖歌に親しむ会 は、教会の遺産であるグレゴリオ聖歌を歌い継ぐために結成された、カトリック信徒を中心とする有志のグループです。よろしくお願いします。
このサイトは、カトリック家庭を築き守るために立ち上げられました。有益な情報が満載されています。
「悪魔の最後の戦い」（日本語）
この本は、三上教授が日本語に訳されています。是非、お読み下さい。
英語は次のアドレスでどうぞ。
http://www.devilsfinalbattle.com/content2.htm
「第３の秘密において、特に、教会のなかで大棄教がその頂上から始まると予言されている。」（マリオ・ルイジ・チャッピ枢機卿、2002年3月カトリック・ジャーナル紙において）
「それ（第３の秘密のこと）は、ゴルバチェフとは何の関係もない。聖母マリアは教会の中における背教について私たちに警告しておられた。」（オッディ枢機卿、1990年3月17日、イル・サバト紙にて）
「聖母マリア様は私に、悪魔が童貞聖マリアに対して決定的な戦いを挑んでいると言われました。決定的な戦いとは、一方が勝利を収め、他方が敗北を期するという最後の戦いです。また私たちは今後、どちらかを取らなければなりません。私たちは天主の味方をするか、あるいは悪魔の味方をするかのどちらかです。その他はあり得ません。」（ファチマの故シスター・ルチア、1957年12月26日にフエンテス神父に）
第十二章 では、多くの証人たちが暗示していた、いわゆる 「第三の秘密」と、2000年6月26日にバチカンによって発表された「第三の秘密」との相違点を、11点挙げて分析しています。日本語ではまだ翻訳が発表されておりませんが、私たちは、しばらくしたら日本語でも読めることを楽しみにしております。（三上教授の日本語訳が待ちきれない方は原典に当たって下さい。）
聖霊の浄配なる聖母マリアよ、我らのために祈り給え！
文責：トマス小野田圭志神父（聖ピオ十世会司祭）