第273号 2005/04/09 聖母の土曜日
アヴェ・マリア!
兄弟姉妹の皆様、
聖ピオ十世会総長の要請により、聖ピオ十世会は本日4月9日から次期教皇様選出のコンクラーベが始まる18日の直前、17日までのあいだ九日間の祈り(ノベナ)を開始します。善き教皇様が選ばれますように、多くの兄弟姉妹の皆様がこのノベナに参加して下さるようにお願いし、ご招待いたします。
このノベナは三部から構成されています。
第一部 Veni Creator
第二部 教皇選出のための随意ミサの集祷文
第三部 汚れなき聖母マリアの聖心への射祷
です。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
[第一部 Veni Creatorを歌う。]
Veni Creator Spiritus,
Mentes tuorum visita,
Imple superna gratia,
Quae tu creasti, pectora.
創造主なる聖霊よ、来たり給え、
御身の信者らの心を訪れ給え、
彼らの心を御身が創造し給うた
上からの聖寵で満たし給え。
Qui diceris Paraclitus,
Altissimi donum Dei,
Fons vivus, ignis, caritas,
Et spiritalis unctio.
御身は慰め主、
いと高き天主のたまもの、
活ける泉、火、愛、
霊的注油と言われてまします。
Tu septiformis munere,
Digitus Paternae dexterae,
Tu rite promissum Patris,
Sermone ditans guttura.
御身は七つのたまものにより、
聖父の右手の指、
聖父の由緒正しき御約束、
言葉を発する舌なり。
Accende lumen sensibus,
Infunde amorem cordibus,
Infirma nostri corporis
Virtute firmans perpeti.
五官に光をつけ給え、
心に愛を注ぎ給え
我らの体の弱さを
とこしえの力で強め給え。
Hostem repellas longius,
Pacemque dones protinus;
Ductore sic te praevio,
Vitemus omne noxium.
敵を遠くに押しやり、且つ
素早く平和を与え給え。
御身はを統率者として、戦いにおいて
我らは全ての害悪を避けよう。
Per te sciamus da Patrem
Noscamus atque Filium;
Teque utrius que Spiritum
Credamus omni tempore.
御身によりて我らは聖父を知り、
且つ聖子を知り、
そして聖父と聖子からの御身を知り、
常に信じる恵みを与え給え。
Deo Patri sit gloria,
Et Filio, qui a mortuis
Surrexit, ac Paraclito
In saeculorum saecula.
Amen.
聖父に栄光あれかし
死によみがえられ給いし聖子に
そして慰め主なる聖霊に栄光が、
代々とこしえにあれよかし。
アメン
V. Emitte Spiritum tuum, et creabuntur
御身の霊を遣わし給え、さればそれらは創造されん。
R. Et renovabis faciem terrae.
▲御身は地のおもてを新たにし給う。
[第二部 教皇選出のための随意ミサの集祷文]
Oremus.
Súpplici, Dómine, humilitáte depóscimus : ut sacrosánctæ Románæ Ecclésiæ concédat Pontíficem illum tua imménsa pietas ; qui et pio in nos stúdio semper tibi plácitus, et tuo pópulo pro salúbri regímine sit assídue ad glóriam tui nóminis reveréndus. Per Dóminum.
祈願
主よ、我らはひれ伏して謙遜に願い奉る。願わくは御身の限りなき慈悲により、神聖にして犯すべかざるローマ教会に大司祭を、すなわち、我らに対する敬虔な熱心によって御身に常に嘉され、また、ひたすらに御身の聖名の栄光を求めるすばらしき統治の故に、御身の民によって尊ばれるべき大司祭を与え給え。・・・我らの主イエズスキリストによって。アメン。
[第三部 汚れなき聖母マリアの聖心への射祷]
V. Cor Mariae dolorosum et immaculatum
聖マリアの悲しみに満ちた汚れなき聖心よ、
R. Ora pro nobis.
▲我らのために祈り給え。
4月19日(火)の東京での朝7時の御ミサは、18日にコンクラーベが始まってすぐに教皇様が選出されていなければ、「新教皇様選出のための随意ミサ」を執行する予定です。兄弟姉妹の皆様もお祈り下さい。