第212号 2003/11/28
アヴェ・マリア! 兄弟姉妹の皆様、 10月の最終主日は、ソウルでは王たるキリストの祝日を祝いました。韓国天主教の伝統に従って聖体行列を行いました。(韓国では、御聖体の大祝日がちょうど梅雨の時節なので、聖体行列【同じ「行列」でも「王のする行列」を韓国語では「挙動」と呼んだので、「聖体挙動」と言います】を季候の良い10月の王たるキリストの祝日にすることが定められました。)日本でも、王たるキリストを捧持して聖体行列が出来る日が早く来ることを祈りましょう!
11月の3日から8日までありましたフィリピンでの司祭のための黙想会はとても良いものでした。黙想会の成功は、その後の生活態度がどのように改められたかによるので、今回の黙想会に参加した神父様がたがその遷善の決心をいつまでも保ちますように!
11月24日(振り替え休日)、25日には、北海道の札幌の信者さんたちの熱烈なる要請にこたえて、聖ピオ十世会は札幌で聖伝のミサを捧げる恵みを戴きました。聖ピオ十世会の北海道における最初のミッションでしたが、2回ともそれぞれ8名の方々が聖伝のミサに与るお恵みに与りました(その中には子供も含みますが・・・^^;)。窓から、コンコンと舞い降る真っ白い雪を見ながら、北海道の大地に天主、私たちの主イエズス・キリストから満ちあふれる恵みが降り注ぎますようにと、祈りました。日本中、北方領土から、沖縄と石垣島まで、私たちの主イエズス・キリストが礼拝され、賛美され、感謝され、愛されますように! さて11月29日から12月7日までは、聖伝によると、無原罪のおん宿りの祝日を準備する9日間の祈り(ノベナ)をする期間です。そこで、聖ピオ10世が作った童貞聖マリアに対する祈りを紹介します。特に、日本における聖ピオ十世会の意向で、無原罪のおん宿りの祝日の準備のノベナ(9日間の祈り)をなさって下さいますようにお願いします。 ■ 「童貞聖マリアに対する教皇聖ピオ10世の作った祈り」天主に嘉せられ、天主の御母となりしいとも聖なる童貞女よ、御身は、御肉体にても御霊魂にても、信仰においても愛徳においても罪の汚れのなきおん方なり、御身の力強き御保護を願い奉る我ら罪人をみそなわし給わんことをこいねがい奉る。最初の呪いを受けたいにしえの悪しきヘビは、哀れなエワの子らに戦いを挑み、罠を仕掛け続けるなり。我らの聖なる母、我らの元后、代弁者よ、御身は受胎の最初の瞬間から我らの敵の頭を踏み砕き給えり。願わくは御身と心を合わせて捧げ奉る祈りを受け入れ給い、天主の御稜威の玉座にそれを捧げ給え。そは我らに対して為された罠に決して掛かることなく、我ら皆、救いの港に到着せんがため、またかくも多くの危険のただ中において、聖なる教会とキリスト信者たちが、もう一度、解放と勝利と平和の讃歌をどこででも歌うためなり。アメン
Novena to the Immaculate Conception
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