マニラのeそよ風

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第206号 2003/10/31

Francesco d'Assisi  「私は間違った。私たちのやり方はおそらく多くの虐げられた人々を解放したが、その他の虐げと恐るべき虐殺を呼び起こした。私の臨終の悪夢は、これら無数の犠牲者の血の大海の中に自分が滅びていると感じることだ。私たちのロシアを救うために必要だったのは、もうあと戻りするには遅すぎるが、10人のアシジのフランシスコだ。10人のアシジのフランシスコがいたらロシアを救っていただろう。」
(レーニンが最後の病において、自分の弟子であり信頼をおいていたハンガリーの司祭に言った言葉。 Les Lettre de Rome sur l’atheisme moderne (1937)の中で引用されたデルビニー司教(Mgr M d’Herbigny)の “Le message du Christ”から)

アヴェ・マリア!

兄弟の皆様、

 10月の聖なるロザリオの月も今日で終わりになります。

 来る11月1日は、聖ピオ十世会がカトリック教会法に基づく認可を得て33周年になります。
 カトリックの聖伝を守る聖ピオ十世会が存在しているお恵みを、天主に感謝!
 聖ピオ十世会を摂理的に創立して下さったルフェーブル大司教に、感謝!
 聖ピオ十世会を知ることが出来たお恵みを、天主に感謝!

 ここフィリピンでは、司祭のための黙想会が11月3日から7日まで行われます。
 私たち司祭が、聖なるものとなるように兄弟姉妹の皆様のお祈りをお願い致します。

 日本から、聖伝を守る司祭の召命がたくさん与えられますように!
 日本のために、10人のアシジの聖フランシスコが与えられますように!

 聖伝のミサと カトリックの聖伝を守る聖ピオ十世会に
 Ad multos annos! Ad multos annos! Ad multos annos!

 今回もロザリオの祈りに関する教皇様の回勅をお読み下さい。


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 「また、或る意味で自明なこの別の証拠も付け加えなければならない。ロザリオの祈りが制定されるやいなや、この祈りは全ての階級の全ての市民によってどこででも受け入れられ、彼らが頻繁に祈るものとなった。じつにキリスト者の宗教は、多くの素晴らしい称号と無数のやり方で、かくも偉大な多くの栄光によって全被造物に優ってきわめて高く上げられた天主の童貞母を崇敬することになっている。そしてこの宗教はロザリオの祈りの名と信仰のしるしのようであり、聖母に対する崇敬の要約であるこの祈り方を特に愛した。カトリックの宗教は、個人的にまた公に、家庭の中で、また家族で、ロザリオの聖母の名誉のために多くの会を制定し、ロザリオの聖母に多くの祭壇を聖別し、全ての荘厳さで取り囲みつつ、ロザリオの祈りを実践した。それはこうすることによって、童貞聖マリアの祝日を飾るために、そして聖母の保護と聖寵とを得る功徳を得るために最も優れた手段により頼むことが出来ると確信したからである。」

レオ13世 回勅『オクトブリ・メンセ』1891年9月22日


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 これは『教導権によるロザリオの祈り』を参考にしました。
 外国語サイト リンク http://www.dici.org/dl/fichiers/Rosaire_Magistere.pdf

 善きロザリオの聖月をお過ごし下さい!


トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭)