第201号 2003/10/23 証聖者 聖アントニオ・マリア・クラレットの祝日
アヴェ・マリア! 兄弟の皆様、今回もロザリオの祈りに関する教皇様の回勅をお読み下さい。 「天主の童貞母、聖マリア、人々のいとも優しき御母が、キリスト者の無数の大群衆があらゆるところから集まり、聖母の聖所を満たしてする祈りと願いを心地良しとすること、また、共に為された祈りがいわば天に暴力をふるい、無限の憐れみの天主の心に触れるために、聖母が彼らの願いにご自分の取り次ぎを合わせ介入なさること、私たちはこれを疑うことは出来ない。」 レオ13世 使徒書簡『パルタ・フマノ・ジェネリ』1901年9月8日 「以上が、このいとも力ある元后をキリスト教の民にとって良きものとするため、私は童貞聖マリアをロザリオの元后の称号の下で常によりいっそう崇敬し、その信心を増加させる計画を抱いた。従って、私は今年を初めとして今後、ロザリオの荘厳な祝日が2級の等級で全教会において祝われることを命ずる。また同じ理由によって、イタリアのカトリック信者たちは常に、そして特に来たる10月は、いとも高きこの童貞聖マリアに対する信心に特別な心を持って向かうように、そして教会と使徒座の高揚のため、地上におけるイエズス・キリストの代理者である教皇の自由のため、公の平和と繁栄のために祈りつつ、聖母の母なる御心に対して優しい暴力を行使することを願うものである。」 レオ13世 書簡『ヴィ・エ・ベン・ノート』1887年9月30日
これは『教導権によるロザリオの祈り』を参考にしました。 善きロザリオの聖月をお過ごし下さい! トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭) |