第198号 2003/10/21
アヴェ・マリア!
兄弟の皆様、 「天主の摂理の隠れたご計画によって、私が聖ペトロの最高の使徒座に挙げられるやいなや、日々、この世を苦しめているますます多くの悪を見て、私は、自分の使徒職の責務として、どのような最善の方法によって教会とカトリック信仰の完全性とを擁護することが出来るか、救いの計画について養成し、研究するべきかを考えた。この考えにおいて、私の精神は自然と力強い天主の童貞母に上がった。聖母は人類の贖いの協力者であり、カトリック信者の難しい試練の時には主要な最高の避難所であったからである。カトリック信者らが聖母から受けた輝くばかりの善は、聖母に信頼して正しかったと言うことを証明している。これらの善の中で、とりわけ、聖母ご自身が「ロザリオの祈り」という名前の下にカトリック信者たちにお与えになり、また聖ドミニコの労苦によって広げられた非常に効果的な祈りの形式によって、多くの善が勝ち取られた。」 レオ13世 使徒憲章『ウビ・プリームム』1898年10月2日 善きロザリオの聖月をお過ごし下さい! トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭) |