第196号 2003/10/18 福音史家、聖ルカの祝日
アヴェ・マリア!
兄弟の皆様、 「ロザリオの祈りの最も内的な本性を良く考察しつつ、この祈りの偉大さとその有益性が私たちに生き生きと現れれば現れるほど、また望みと希望がいや増せばいや増すほど、この至聖なる祈りへの信心がより良く知られ、より多く実践され、ますます発展するようにという私の勧告が力強くなる。この目的において、私はこのことについて過去において既に話したさまざまなこの祈りの本性について考察を繰り返すことは望まない。しかし、ロザリオの祈りのおかげで、私たちの祈りが聞き入れられるという信頼が、これを祈る霊魂たちに優しく染み通り、人間に対する童貞聖マリアの母としての憐れみが、極めて優れた親切をもってそれへの援助を答えているということが、どれほど摂理的に起こっているかと言うことを説明し教えるのは、ふさわしいだろう。」 レオ13世 回勅『ユークンダ・センペル』1894年9月8日 善きロザリオの聖月をお過ごし下さい! トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭) |