第137号 2003/05/07 司教殉教者 聖スタニスラオの祝日
アヴェ・マリア!
兄弟の皆様、 トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭) 童貞聖マリアに対するまことの信心10. この後、聖人たちとともに真実にこう言わなければならない。De Maria nunquam satis. 童貞聖マリアについては、決して語り尽くせない、と。人は、童貞聖マリアを賛美し、称賛し、尊敬し、愛し、奉仕したとはいえない。童貞聖マリアは、更なる賛美、尊敬、愛、奉仕を受けるに相応しい。 11. 従って聖霊とともに、「Omnis gloria ejus filiae Regis ab intus 王の娘の栄光の全ては内面にある」(詩篇45・13)と言わなければならない。全地がきそって童貞聖マリアに捧げるあらゆる外面的栄光も、それを童貞聖マリアがご自分の内面において造物主から受ける栄光に比べれば、王の秘密の中の秘密に立ち入ることができない小さな被造物には全く知られていないその栄光に比べれば、取るに足りない。 (第一章 「私たちがいとも聖なる童貞への信心を持つ必要性」、第一節 「マリアに対する信心の必要性」より) |