第108号 2003/04/02
アヴェ・マリア!
兄弟の皆様、
今回もラテン語を少し勉強しましょう。
ちょっと頭をひねって、ラテン語で言ってみて下さい。
私たちが使っている教科書は、Orberg と言う教授が書いた LINGVA LATINA PER SE ILLVSTRATA です。詳しくは、 http://users.cybercity.dk/~bbe6711/ をご覧下さい。
ユリウスはローマの男性です。
*ヒント「ユリウス」は、Iulius です。「ローマの」は、Romanus です。「男性」はvir【ヴィル】です。
マルクスはローマの男の子です。
*ヒント「マルクス」は Marcus です。「男の子」は puer 【プエル】です。
マルクスはユリウスの息子です。
*ヒント「ユリウスの」と所有の「の」になるときには、IuliusがIulii に変わります。「息子」はfiliusです。
マルクスの父親は誰ですか?
*ヒント「誰?」はQuis ?です。「父親」は pater 【パテル】です。【パーテル】ではなく、短く【パテル】と言ってください。「マルクスの」と「の」になる場合には、「ユリウスの」と同じく、Marcus が Marci となります。
メードゥスは誰の奴隷ですか?
*ヒント「メードゥス」は Medus です。「誰の?」は cuius? です。「奴隷」は servus です。
デーリアはあなたの奴隷ですか?
*ヒント「デーリア」は Delia です。これはギリシア系の女性の名前です。奴隷は奴隷でも「女性奴隷」の場合は、servus ではなく ancilla 【アンチッラ】と言います。「あなたの」は tuus です。あなたの男奴隷は、servus tuus です。これが女性名詞につくと、tuaに変わります。あなたの女奴隷は ancilla tua です。
「何ですって?」これはラテン語で何と言いますか?
どうですか?これの答えは、別の機会にどうぞ。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭)