第74号 2003/01/11
アヴェ・マリア! 「マリアのロザリオは、天主の御母の諸玄義を私たちの目の前に置き、私たちの心の敬虔さのうちに私たちをして天主の御母を黙想させ、甘美な祈りにおいて、私たちをして聖母を愛させ、聖母を真似させ、聖母に助けを求めさせるという効果があります。それは、私たちが、聖母の母なる生涯の模範を考察し、聖母を完全に真似るためです。 福音の要約であり、主の玄義の黙想、夕のいけにえ、バラの花飾り、賛美の讃歌、家庭での祈り、キリスト者の生活の規範、天の恵みの確かな保証、期待した救いの避難所です。 願わくは、マリアの冠(ロザリオの祈り)が、あなた達のところにおいていとも大いなる名誉であり、聖母の御保護の元に、あなた達の国に、善に強く結ばれた昔の美徳がもう一度生まれ、よりよい時代の希望が輝きますように。」
ピオ12世の書簡 Philippinas insulas, 1946年7月31日 トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭) |