第111号　2003/04/05

アヴェ・マリア！

兄弟の皆様、
　今日の晩課（夕方5時頃の聖務日課の祈り）から、受難節に入ります。聖伝によれば、聖堂内の十字架や聖像は、十字架の道行きの絵を除いて、紫の布をかぶせます。ミサでは、栄唱を省略します。ますます、私たちの主イエズス・キリストの御受難の中に入っていってください。

　「マニラの eそよ風」110号では臨終について黙想しましたが、先ほど今年の4月1日に、聖ピオ10世会の司祭であるドゥニ・ロック神父様がお亡くなりになったことを知らされました。ロック神父様は、聖ピオ10世会の創立時の最も最初の司祭たちの一人でした。神父様の霊魂が平安のうちに憩いますように！

　Requiescat in pace!
　神父様のために祈ると共に、私たちも自分の番を準備致しましょう！

トマス小野田圭志　（聖ピオ十世会司祭）