第73号 2003/01/09
コルベ神父
アヴェ・マリア!
兄弟の皆様、フランスの聖伝のドミニコ会修道院からのお手紙の中に、聖コルベ神父様のインマクラータ(無原罪聖母)への奉献の祈りが、ラテン語でありました。
新しい2003年の始めに、私たちとその全ての思い、言葉、仕事を全て、完全に、インマクラータ(無原罪聖母)に奉献する意味で、ここに唱えることに致しましょう!
聖なる童貞女、インマクラータ(無原罪聖母)マリアへの奉献の祈り
聖マキシミリアノ・マリア・コルベ(1917年10月16日)
トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭)訳
ああ、インマクラータ(無原罪聖母)よ、
天と地の元后、
罪人の拠り所、
愛深き我らの母よ、
天主は、あわれみの秩序のすべてを
御身に委ねることを望まれ給うた。
不肖なる罪人、我(名前)は、
御身の足もとにひれ伏し、
御身にひれ伏してこいねがい奉る。
我がすべてを全く、
御身のもの、御身の所有物として
受け取り給え。
また、我について、
霊と肉体のすべての能力について、
我が全生涯、死、永遠について、
御身がよりお望みになることを全て成し給え。
もしそれが御身の御心にかなうなら、
我が、
御身のインマクラータ(無原罪)の憐れみ深い御手のうちに、
道具としてあるように、
御身について言われた「かの女は、おまえの頭を踏みくだく」
また「御身は、ひとりで全世界の異端をことごとく滅ぼされた」
が実現されるべき御業のために、
我が全てを全く使い給え。
道を迷い、生ぬるくなった、
かくも多くの霊魂たちに、
御身を知る喜びを引き起こさせ、
御身の栄光をこれ以上ないほど最高にいや増し、
かくてイエズスの至聖なる聖心のいとも甘美なる御国が、
最高度に拡張するために、
御身に役立つ道具として。
御身はイエズスの聖心に入り給い、
そこで御身は回心と成聖の聖寵を祈り求め給い、
御身のみ手を通してイエズスの至聖なる聖心から、
全ての聖寵は、我らにたどり着くなり。
R 聖なる童貞女よ、我をして御身を讃えしめ給え。
V 御身の敵に立ち向かう力を我に与え給え。
(2006.06.01 追記:ラテン語は マニラの eそよ風 347号を御覧ください。)
トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭)